

オンライン音楽レッスン
のやり方・必要なもの
ショッピング、会社の会議、学校の授業など、日常生活がどんどんオンライン化されている中で、楽器のレッスンをオンラインで習うことを検討されている方もいらっしゃると思います。
でも、オンラインの音楽レッスンって実際はどうやるの? 必要なものはあるの? と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
一旦コツを掴めば難しいことは何もありません。私の生徒さんでは、最年少の方で5歳のお子様がオンラインのピアノ個人レッスンをこなされています。
ハリウッド・オンライン・ミュージックスクール代表、オンラインレッスン指導歴12年以上のミュージシャン/音楽講師の万波麻希(まんなみ・まき)が、オンラインでの音楽レッスン音楽レッスンのやり方・必要なものを詳しく解説していきます。
まずは、オンライン音楽レッスンに必要なものから見てみましょう。
オンラインレッスンに必要なもの
1.パソコン(もしくは
スマホ、タブレット)
インターネットを使って講師と通話しますから、パソコン、スマホ、タブレットのいずれかが必要です。
パソコンであれば大きな画面で講師の姿を見られるので便利ではありますが、スマホやタブレットで問題ありません。実際にスマホひとつで10年近くオンラインレッスンを続けていられる生徒さんもいらっしゃいます。
その際に確認が必要なのが、カメラとマイクがついているか、ということです。スマホとタブレットであれば始めからカメラとマイクがついていますので問題ありませんが、デスクトップ型のパソコンや古いパソコンには、カメラとマイクがついていない場合があります。その場合はUSBなどで取り付けられるカメラとマイクをご購入ください。
2. 高速インターネット
ビデオ通話でレッスンを受ける場合、なるべく早いインターネットのプランに申し込んでおく必要があります。
Youtubeやネットフリックスなどの動画ストリーミングをサクサクと見れているから、自分の家はインターネットは早い、と思っている人がいらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。
レッスンで使用する通話ソフトは動画ストリーミングよりも重く、遅いインターネットプランの場合は映像がカクカクしたり、音声が途切れることがあります。
日本であればほとんどの場所でインターネットが安定していますし、スマホを使うのであれば携帯の電波をそのまま使用してレッスンすることも可能ですが、海外に住まれている方や、日本でも人里離れた場所や離島などにお住まいの場合、電波が不安定になる場合があります。
また最近はwifiを使われている方がほとんどだと思いますが、都市部で早いインターネットプランに入っていても、wifiモデムの位置などによって通話が不安定になる場合があります。
ですがほとんどの場合、少しの工夫で劇的にインターネットの速度が改善されることがあります。
オンラインレッスンに興味があって、インターネット環境が不安定だと感じている人は、ぜひ当校ハリウッド・オンライン・ミュージックスクールの無料カウンセリングをご利用ください。
現在のネット環境を詳しくヒアリングし、インターネット環境改善のお手伝いをさせて頂きます。レッスンだけでなく、普段の動画視聴やオンライン通話がずっと快適になるでしょう。
3. ヘッドホン
(もしくはイヤホン)
パソコンやスマホでビデオ通話をされる場合、パソコンやスマホから出てくる音声でそのまま通話されると思います。
ですがこの場合、パソコンの種類によっては、相手と自分が同時にしゃべった時に、音が途切れることがあります。(相手の声が聞こえる時はスピーカー部が作動していますが、自分がしゃべる時はマイク部が作動しています。お互いが同時に発声した時、スピーカーとマイクが同時に働かず、どちらかが一時休止状態になります。このため、音が一時的に途切れるという現象が起こるのです)
そのため、通話を途切れることなくストレスなくレッスンをするために、生徒さんにはヘッドホンかもしくはイヤホンをしてもらうことを推奨しています。
(ヘッドセットではありません。ヘッドセットは口元のマイクが口周りの音を中心に拾うので、楽器の音が聞こえにくくなる可能性があります)
外付けのスピーカーで解消される場合もありますが、これもスピーカーとパソコンの相性などもありますので試してみないとなんとも言えません。
不安な方は体験レッスンで試されるか、事前に無料カウンセリングをご利用ください。ヘッドホンやスピーカーなどいろいろな設定で通話をお試し頂くことが可能です。
4. あなたの楽器
ご自宅でレッスンをされるわけですから、ご自身の楽器がもちろん必要になります。
ピアノ初心者の方は、最初はキーボードや電子ピアノでもレッスンできます。ただこれから続けていこうと思う方は早めにアップライトピアノに切り替えたり、プロになることや音大を目指している方はグランドピアノに移行することをお勧めします。
ドラムのレッスンを受けたくても、ご自宅にドラムセットがある方は少ないでしょう。そんな時はドラムパッドや電子ドラムから始められるといいですね。ドラムセットが備え付けられている音楽練習スタジオを借りてレッスンされるのも手です。個人練習であれば1000円程度で借りられるスタジオがほとんどでしょう。
サックスやトランペットなど、音楽教室であれば楽器レンタルが可能なところもありますが、オンラインレッスンではやはりご自分で用意する必要があります。
当校ハリウッド・オンライン・ミュージックスクールでは、入会された方に楽器プレゼントのキャンペーンを開催することがあります。ご興味のある方は、当校ホームページのメーリングリストにぜひご登録ください。
ご自宅で大きな音が出せない、という方は、先程挙げた音楽練習スタジオをレンタルするか、カラオケボックスでレッスンを受けるという手もあります。
ベースやギターなどの電子楽器であれば、大音量を出す必要はありません。レッスンの時は講師に聞こえる程度の音量で十分です。
オンラインレッスンのやり方
それでは、オンライン音楽レッスンのやり方を見ていきましょう。
ここでは、通話ソフトZoomとSkypeの2種類のソフトでのやり方を説明します。(講師や生徒さんによって、通話ソフトは異なります)
◆◆ Zoomの場合 ◆◆
1.講師とレッスンの日時を決めた後、レッスン前にZoomの通話リンクがメールなどで届きます。
2.事前に必要な楽譜などがあれば講師に送っておく、もしくは、講師から送られてきたものをプリントアウトしておきます。
3.レッスンの直前になったら自分の楽器を用意し、レッスンの時間になったらリンクをクリックして通話ページに繋ぎます(事前のアカウント登録は必要ありません)
4.レッスン開始
◆◆◆ Skypeの場合 ◆◆◆
1.講師とレッスンの日時を決めた後、事前にSkypeのお互いのアカウント名を交換しておく。
2.事前に必要な楽譜などがあれば講師に送っておく、もしくは、講師から送られてきたものをプリントアウトしておきます。
3.レッスン直前になったら自分の楽器を用意し、Skypeを開いて待機しておきます。レッスンの時間になったら講師よりSkypeのアカウントに電話がかかります。
4.レッスン開始
たったのこれだけです。やり方は非常にシンプルですよね。一度経験すれば特に難しいことはないと思います。
今まで音楽教室に通っていた人は、最初のうちは違和感を感じたり、緊張したりするかもしれません。私の経験上でも、最初の数回のレッスンではうまく楽器演奏に集中できない人がたまにいるように感じますが、平均的に2~3回たてば皆さん問題なくレッスンを進められるようになります。
パソコンが苦手という方でも、オンラインレッスンに慣れるまで、当校のスタッフが責任を持ってご指導させて頂きます。
ご質問やご不明な点がございましたら、お気軽に当校ホームページのお問い合わせ欄よりご連絡ください。
当校代表の万波麻希による無料カウンセリングや、ハリウッドで活躍する著名講師による体験レッスンも行っています。強引な勧誘などは一切ございませんので、お気軽にお申し込みください。